栗の渋皮煮

栗は生のままおいておくと虫がつきやすい食材です。
購入したらできるだけ早く皮むきなどの処理をしましょう。
すぐにできない場合は新聞紙などにくるみ冷蔵庫で保管しておけば数日はもちます。
今回は1キロ(皮つきの状態)の栗に対する量でご案内します。

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材料

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How to cook

  1. 下処理(前日) 表面の固い皮だけをむき、中の渋皮にはできるだけ傷をつけないようにする。 皮をむいた栗は一晩重曹を入れたお水の中に浸しておく。(あく抜きのためです)
  2. 翌日、この重曹が入ったままの状態で火にかける(※火にかけるときは必ず落とし蓋をしましょう) あっというまに水が赤黒くなり泡が出てくるので、20分ほどたったところで一度このお水を捨て、一個ずつ流水にかけながら渋皮に付いている汚れ、くぼみに入った黒くて固い皮をきれいに取り除く(※この作業が仕上げを左右しますので丁寧に取り除きましょう)
  3. きれいになった栗をもう一度、ひたひたの水に入れて火にかけ(こちらも20分ほど)、あくがでてきたら湯を捨て、もう一度……、この作業を3~4度繰り返すと、最初は赤黒かった水が澄んだ色に変わってくる
  4. 煮込み ようやく煮込み作業に入ります。皮むき、あく抜き、途中壊れたものなどを除くと栗の重さが大体600~700gに(今回は600グラムを想定) 栗、水、砂糖を火にかけ、落とし蓋をして30分煮込みます。 仕上げにお醤油をかけ、そのまま一晩寝かしたら完成です!  
巻くときは芯からしっかり強めに巻きましょう。
出来立てよりも2~3日した頃がしっとりとしておいしいです。
飯塚 悠
食育指導士 現在3歳になる男児の母。子どもに喜ばれる手作り料理を地域に広めるため、2011年7月より家庭料理教室easy kitchen講師・鈴木真理先生を招き、『~子連れdeお料理教室~マジカル☆クッキングin東松戸』を毎月開催。等身大のママとして伝えたい食育知識やお手軽レシピを載せた通信の発行も手がけている。ブログ:食育指導士haruの悠々life http://ameblo.jp/karuhappy/